◎和 名  ネムノキネムネブノキ  (マメ科)  

◎学 名  Albizia julibrissin Durazz. (Leguminosae)

◎撮影場所・年月日  【花】 盛岡市松園  植栽

1992,7,25. 【果実】 盛岡市上田  植栽  2001,11,5.

◎開花時期・開花期間

◎林縁,原野などの日当たりのよい湿地に生育する落葉高木。本州・四国・九州・琉球,台湾,中国大陸,朝鮮,東南アジアに広く分布する。樹形は悪いが,花や葉に鑑賞価値があるので,花木,風致木として植え,園芸品種も育成されている。

◎おもに世界の熱帯と亜熱帯に生育し,まれに温帯まで分布する。18世紀中頃ヨーロッパで初めてネムノキを栽培したフィレンツの貴族 F. del Albizzi を記念しているため,属名として Albizzia が広く使われたが,今日では原発表どおりAlbizia Durazz. が使われている。街路樹,公園樹,砂防樹などに利用する。

◎和名ネムノキは暗くなると葉が垂れ下がり,相対する小葉が合わさって閉じて眠ったようにみえることに由来する。