◎和 名  クマノミズキ  (ミズキ科)  

◎学 名  Swida macrophylla (Wall.) Sojak (Cornaceae)

◎撮影場所・年月  盛岡市 岩手公園  植栽  1992,7,11.

◎開花時期・開花期間

◎山地に自生する落葉性の喬木。本州・四国・九州(屋久島まで)に産し,朝鮮半島,台湾,中国から西へヒマラヤ,アフガニスタンに分布する。ミズキは葉が互生なのに対し,クマノミズキは対生するので区別できる。園芸的価値は低い。

◎ミズキ属 Swida Opiz は北半球の温帯に広く分布し,日本にはクマノミズキのほかにミズキ S. controversa (Hemsl.) Sojak がある。一方,本属の2種をサンシュユ属 Cornus L. に含める考え方もある。

◎和名クマノミズキは三重県熊野に産するミズキの意。薪炭材に適している。