◎和 名  ヒルガオ  (ヒルガオ科)

◎学 名  Calystegia japonica Choisy (Convolvulaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市松園  自生  1992,7,19.

◎開花時期・開花期間

◎日当たりの良い野原や道ばたに普通に見られる多年草で,北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島,中国の温帯地域に分布する。普通は結実しない。園芸植物としては重要ではないが,イギリス人フォーチュン(R. Fortrune, 1812-1880)が中国で八重咲きのヒルガオを得て1844年ロンドンに送り,これがヤエヒルガオ‘Flore Pleno’として欧米で栽培されている。

◎ヒルガオ属 Calystegia R. Br. は世界の温帯から熱帯にかけて約25種が分布しており,日本には4種が自生する。園芸品種の改良は行われていない。

◎和名ヒルガオは,日中に花が咲くのでその名が付けられた。