◎和 名 ハナツクバネウツギ,ハナゾノツクバネウツギ,ニワツクバネウツギ (スイカズラ科)
◎学 名 Abelia × grandiflora (Andre) Rehd. (Caprifoliaceae)
◎撮影場所・年月日 【花】 盛岡市松園 植栽 1992,8,6. 【果実】 盛岡市上田 岩手大学農学部 附属植物園 植栽 2001,11,5.
◎開花時期・開花期間
◎本種は,タイワンツクバネウツギ A. chinensis R. Br. と A. uniflora R. Br. ex Wall. との雑種で,ロヴェリ種苗園(Rovelli Nursery)での実生から選抜されたことが報告されている(1886)。強健で花期が長いので公園や街路の植え込みに適している。
◎ツクバネウツギ 属 Abelia R. Br. は東アジア,メキシコに約15種分布,夏咲きの常緑あるいは落葉低木である。丈夫で生育がはやいので,道路植栽や公園の植栽によく使用される。
◎属名 Abelia はイギリスの植物学者エイブル(C. Abel, 1780-1826)を記念するもの。和名は花の落ちたあとの萼片の形に由来する。