◎和 名 ボタンヅル (キンポウゲ科)
◎学 名 Clematis apiifolia DC. (Ranunculaceae)
◎撮影場所・年月日 盛岡市松園 自生 1992,7,25.
◎開花時期・開花期間
◎日当たりのよい林縁や低木林にからんで生育する落葉木質のつる植物。4枚の萼片は十字に平開し,花弁状である。本州・四国・九州,朝鮮,中国の暖帯より温帯にかけて分布する。庭園などに栽培されることもほとんどなく,園芸的には注目されていない。
◎センニンソウ属 Clematis L. は約300種,ほとんど世界中に分布しているが,東アジアの暖帯が中心である。花が美しく,観賞用に栽培されているものがかなりあり,多くの園芸品種が作出されている。また薬用に供されるものもある。
◎ボタンヅルは牡丹蔓の意で,葉の様子がボタンの葉のようで,しかもつる性であることによる。