◎和 名  オオキンケイギク  (キク科)

◎学 名  Coreopsis lanceolata L. (Compositae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市松園  植栽  1992,6,28.

◎開花時期・開花期間

◎北アメリカ東部および南部原産の多年草,明治中頃に渡来した。今日も広く庭園に観賞用として栽培されている。1940年代の中頃から,花壇から逸出して野生化するものが多くなり,日本各地で河川敷等に大きな群落をつくるのがみられる。代表的な園芸品種に八重咲き大輪の‘Sunburst’がある。

◎本種と同様,北アメリカからの帰化植物であるキンケイギク C. drummondii (D. Don) Torr. et A. Gray は,筒状花が暗紫色であること,小葉に丸みがあることの2点で区別できる。

◎ハルシャギク属 Coreopsis L. はアメリカ,熱帯アフリカなどに分布し,100種以上が知られている。和名のハルシャギクはペルシャギクの転訛であるが,原産地とは無関係。日本には自生種はない。園芸品種も色々知られている。