◎和 名  マツバギクサボテンギク  (ツルナ科)

◎学 名  Lampranthus spectabilis (L.) N. E. Br.  (Alzoaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市上田  植栽  1992,6,25.

◎開花時期・開花期間

◎本種は明治の初年頃,観賞用として渡来した南アフリカ原産の常緑多年草。耐寒性が強く,暖地では露地植えや花壇植えにされる丈夫な植物で,鉢植えも冬以外は戸外で育てる。

◎ランプランツス属 Lampranthus N. E. Br. はアフリカ南部原産で,ナミビア南西部〜ケープ州ナマカランド〜ケープ州南西部〜ナタール州にかけて78種が分布する。

◎和名マツバギクは,「松葉菊」の意味で葉を松葉にたとえ,花を菊になぞらえたものであり,サボテンギクは葉の様子が丁度サボテン類のようであるからによる。