◎和 名  カンパヌラ・ラプンクロイデス  (キキョウ科)

◎学 名  Campanula rapunculoides L. (Campanulaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市松園  植栽  1992,7,9.

◎開花時期・開花期間

◎ヨーロッパ原産の多年草で,北アメリカでは野生化している。日本には1926年ころ入っている。栽培は易しく,丈夫でよく広がる。花壇によく植えられ,切り花にもなる。園芸品種は知られていない。

◎ホタルブクロ属 Campanula L. は,北半球の主として温帯から亜寒帯にかけて約250種が分布し,そのうち4種が日本に自生する。特に西アジアから地中海沿岸地方に多い。ヨーロッパには多数の種が分布し,古くから栽培されていて重要な花卉となっている。園芸品種も多く知られている。

◎属名 Campanula L. はラテン語のcampana(鐘)の縮小形で小さな鐘の意。花冠の形からきたものである。