◎和 名  リュウキュウツツジ (ツツジ科)

◎学 名  Rhododendron ×mucronatum (Blume) G. Don (Ericaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市上田 岩手大学教育学部構内  植栽  1992,5,29.

◎開花時期・開花期間

◎日本には野生しない。中国原産と考えられたこともあるが,今日ではキシツツジ R. ripense Makino とモチツツジ R. macrosepalum Maxim. の雑種に由来する園芸品種とされている。

◎丈夫で耐寒性にすぐれ,日本各地で広く庭園等に植裁されている。17世紀末にはすでにリュウキュウツツジの名で記載されており(「錦繍枕」1692),江戸時代にはほかのツツジの台木として利用されていた。岩手大学構内には,樹齢50年を超すの古い株が目立つ。

◎園芸品種には,紫花の‘ムラサキリュウキュウ’,絞り花の‘リュウキュウシボリ’,万重咲きの‘白万葉’などがある。