◎和 名  ヤマツツジ  (ツツジ科)

◎学 名  Rhododendron kaempferi Planch. (Ericaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市 岩手公園  植栽  1992,5,10.

◎開花時期・開花期間

◎北海道南部・本州・四国・九州の低山地の疎林内に自生する。花冠は朱色が普通,紅紫色または白色のものもある。種小名は,江戸時代に来日したドイツ人医師 E. Kaempfer (1651-1716) の名にちなむ。

◎花の色や形に変異が多く,色々な園芸品種が知られている。代表的なものは立千重(八重咲き),錦孔雀(葉が細く長い),金蘂(花弁が糸状)。また,北日本の個体は耐寒性が強いので,ヨーロッパや北アメリカでは耐寒性ツツジの育種親として利用される。