◎学 名 Cayratia japonica (Thunb. ex Murray) Gagn. (Vitaceae)
◎撮影場所・年月日 盛岡市 高松公園 自生 1992,8,1.
◎開花時期・開花期間
◎畑や藪にふつうに生え,長く地下茎を引いて繁殖する蔓性の多年草。林木の害草としてよく知られている。北海道西南部・本州・四国・九州・沖縄・小笠原,朝鮮,中国,マレーシア,インドに分布する。藪を枯らして繁茂することからヤブカラシ(藪枯らし)とよばれ,他の植物の上に繁って山林を枯らし,そのため家が貧乏になるので,ビンボウカズラという。
◎ヤブカラシ属 Cayratia Juss. はアフリカ,マダガスカル,インド,アジア,東南アジア,オーストラリア,太平洋諸島,ニューカレドニアに約45種が分布,日本には2種が自生する。園芸的に評価される種は知られていない。