◎和 名  オオハンゴンソウ  (キク科)   

◎学 名  Rudbeckia laciniata L. (Compositae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市上田 岩手大学教育学部 自然観察園  自生・植栽  1992,7,28.

◎開花時期・開花期間

◎北アメリカ原産,ケベック州からフロリダ州まで分布する。日本には明治中期に園芸植物として渡来した。繁殖力が旺盛で各地で野生化し,北海道と本州で広く帰化している。本種の八重咲きのものはハナガサギク(花笠菊)と呼ばれている。

◎オオハンゴンソウ属 Rudbeckia L. は約30種が北アメリカに分布する。多くは多年草または一年草である。花壇,庭植えが主で,園芸品種の改良も進んでいる。

◎属名 Rudbeckia L. はスウェーデンの植物学者ルドベック(O. Rudbeck, 1630-1702)とその息子(O. Rudbeck, 1660-1740)を記念してつけられた。

◎和名オオハンゴンソウはハンゴンソウ Senecio cannabifolius Less. に似て,花が大きいとの意味。しかし,実際はあまり似ていない。