◎和　名　　ノウゼンカズラ　　（ノウゼンカズラ科）　　　

◎学　名　　Campsis grandiflora (Thunb. ex Murray) K. Schum. 　（Bignoniaceae）

◎撮影場所・年月日　　盛岡市松園　　植栽　　1992,8,8.

◎開花時期・開花期間

◎中国原産，中部から南部まで広く分布する。日本には平安時代に渡来，観賞用に庭によく植えられる落葉性の蔓性木本。我が国ではめったに結実しないが，挿し木による繁殖は容易である。昔から花蜜が目に入ると有毒とされているが，実証のない俗説である。

◎ノウゼンカズラ属 Campsis Lour. には，上述の中国原産のノウゼンカズラ C. grandiflora (Thunb. ex Murray) K. Schum. と北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラ C. radicans (L.) Seem. の2種がある。また，両種間の雑種から，優れた園芸品種‘マダム・ガレン’C. × tagliabuana (Vis.) Rehd. cv. Mme. Galen が育成された。

◎和名ノウゼンカズラは，漢名の凌霄（のうぜん）花による。