◎和 名  エゾノキツネアザミ  (キク科)   

◎学 名  Breea setosa (Bieb.) Kitam. (Compositae)

◎撮影場所・年月日  岩手大学 農学部実験甫場  1992,8,6.

◎開花時期・開花期間

◎東アジアの温帯からロシアの中南部にかけて分布する。日本では東北地方および北海道の道端や荒地にみられる。人家に栽培されることはない。

◎アレチアザミ属 Breea Less. は北アフリカ,ユーラシアに広く分布するが,種の数は少ない。日本には上述の1種のみ。園芸品種は知られていない。

◎和名エゾノキツネアザミは蝦夷(北地)に生えるキツネアザミ Hemistepta lyrata Bunge の意。キツネアザミはアザミに似ているがよく見るとそうではないことがわかり,狐に騙されたようだとの意味という。