◎和 名  ハコネウツギ  (スイカズラ科)

◎学 名  Weigela coraeensis Thunb. (Caprifoliaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市 岩手公園  植栽  1992,6,16.

◎開花時期・開花期間

◎北海道・本州・四国・九州の海岸付近に自生する落葉低木で,しばしば庭園に植えられる。古くから各地で栽培されているために,本来の分布地を特定するのが難しく,とりわけ北海道と九州のものは自生品かどうか疑わしいとされている(原寛,1983)。

◎開花期間中,樹木全体が紅白の花で華やかに彩られるため,観賞用に庭木としてよく植栽されるが,園芸品種の改良は行われていない。

◎和名ハコネウツギは「箱根空木」の意であるが,箱根に本種はなく誤認に基づく命名である。