◎和 名  コデマリ (バラ科)

◎学 名  Spiraea cantoniensis Lour.  (Rosaceae)

◎撮影場所・年月日  盛岡市松園  植栽  1992,5,30.

◎開花時期・開花期間

◎中国(中南部)原産。渡来の時期は不明だが,江戸時代以前から庭園に植えられ,現在も各地の人家や公園等に栽培されている。本種は強健で,日当たりの良い深い土壌ではとくによく育つ。また生け花の材料として用いられる。園芸品種は作られていない。

◎古名をスズカケ,といい,江戸時代の初めごろからコデマリとよばれるようになった。「鈴懸」は球形の花序が連なってならんでいるのが鈴を懸けたようであり,「小手鞠」は球形の花序を小さな手鞠に見立てたものである。