◎学 名 Miscanthus sinensis Anderss. (Gramineae)
◎撮影場所・年月日 盛岡市松園 自生 【上】1992,8,30.【下】1992,9,12.
◎開花時期・開花期間
◎本種は南千島,北海道・本州・四国・九州・琉球の平地から山地までの陽地にふつうで,朝鮮,中国にも分布する。変化が多く,葉に黄または白の斑が入ったものや葉の幅が狭いもの等が園芸品種として観賞用に栽培される。また野生のものは刈って屋根を葺く材料とする。
◎ススキ属 Miscanthus Anderss. は東アジア,インド,インドネシア,ポリネシアに十数種ある。我が国には7種が自生する。
◎和名ススキはすくすく立つ木(草)の意ともいわれ,神楽に用いる鳴物用の木,すなわちスズの木の意ともいわれる。カヤは刈屋根の意で刈って屋根を葺くの意であろうという。