◎和 名  サルスベリ  (ミソハギ科)   

◎学 名  Lagerstroemia indica L. (Lythraceae)

◎撮影場所・年月日  【上】盛岡市上田 岩手大学農学部附属植物園  植栽  1992,9,7. 【下】盛岡市松園  植栽  1992,8,22.

◎開花時期・開花期間

◎中国原産の落葉高木であるが,ふつう観賞用として庭園に広く栽培される。花色は紅,桃,白,紫紅色など変異がある。多数の園芸品種が育成されている。

◎サルスベリ属 Lagerstroemia L. は東アジア,東南アジア,オーストラリアの熱帯,亜熱帯に約30種が分布する。日本には1種1変種が自生するほか,サルスベリが栽培されている。

◎属名は,リンネの友人でスウェーデンの生物学者ラジェルストレーム(M. von Lagerstroem, 1691-1759)の名にちなむ。

◎和名サルスベリは猿滑りの意。木の肌がつるつるして猿も滑り落ちるということから名づけられた。ヒャクジッコウは漢名の百日紅に基づく。花期が長く百日にわたるの意である。