◎和 名 ナギナタコウジュ (シソ科)
◎学 名 Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hyl. (Labiatae)
◎撮影場所・年月日 盛岡市上田 岩手大学構内 自生 1992,10,6.
◎開花時期・開花期間
◎山地や道端に多くみられる一年草で,北海道・本州・四国・九州,アジアの温帯に広く分布する。強い香気があるが,園芸的には注目されていない。
◎ナギナタコウジュ属 Elsholtzia Willd. はアジア,ヨーロッパ,北アフリカに約35種が分布,日本には2種が自生する。
◎漢方では葉と花穂を陰干しにしたものを,利尿薬として用いる。
◎和名ナギナタコウジュは薙刀香需(くさかんむりをつける)の意で,太くやや反った花穂が薙刀に似ているのでいう。