◎和 名  ヒマワリ  (キク科)

◎学 名  Helianthus annuus L. (Compositae)

◎撮影場所・年月日  岩手大学構内  植栽  1992,8,31.

◎開花時期・開花期間

◎北アメリカ原産の一年草だが,各地で栽培される。花は観賞用として花壇や切り花に利用されるほかに,花後多数の大きな痩果(そうか)から油を絞って食用にする。ヨーロッパには1596年に紹介され,日本には1666年(寛文6)に渡来した。よく知られているのは,花の観賞用と種子利用のものなど合わせて,6園芸品種ほどである。

◎ヒマワリ属 Helianthus L. は主に北アメリカに分布する耐寒性の多年草,または耐寒性はなく耐暑性の一年草で約110種ある。生育は旺盛で栽培しやすく,天候や土壌などの自然条件の障害による影響もなく,一般栽培に向く。しかし,草丈が高すぎるのと株が大きくなるため,花壇での栽培には適さず,園芸的価値は高くない。花壇の背景や垣根式の栽培がほとんどで,夏から秋にかけて観賞する。

◎和名ヒマワリは日廻りで大きな頭花から太陽を連想し,日について廻ると誤認したための名という。