◎学 名 Setaria viridis (L.) Beauv. (Gramineae)
◎撮影場所・年月日 盛岡市松園 自生 1992,8,30.
◎開花時期・開花期間
◎日本全土の日当たりのよい畑地,荒地などに普通に生える。全世界の温帯に広く分布する。和名エノコログサは狗の子草の意で,花穂が子犬の尾に似ているからといい,ネコジャラシはその穂で子猫をじゃらさすからいう。
◎エノコログサ属 Setaria Beauv. は世界の熱帯から温帯にかけて約100種が分布し,日本には約5種が自生する。園芸上もっとも利用されているのはアワ S. italica (L.) Beauv. var. italica で,それについでキンエノコロ S. glauca (L.) Beauv. がある。前者はドライフラワーとしても人気がある。